穂ジソの成長プロセスと収穫のコツ
6月頃から皆さんに大葉をお届けしていたシソですが、葉はだんだんと固くなり、お渡しするにはちょっと・・・という感じになってきました。そして、9月に入るとさらに様子が変わってきました。そうです。穂ジソになる準備が始まったのです。

そして、葉の付き方も変わってきます。これまでは脇芽のような芽の出方はしませんでしたが、脇からも穂が出る準備が始まるのです。

2-3日観ないうちに、いつの間にか穂が伸びて、立派な穂ジソがたくさん出てくるようになりました。

穂ジソに花が咲きます。花は穂の下部から順番に咲いていきます。

花がだんだんと上の方まで咲いていきます。どこからやってくるのか、ハチがたくさん寄ってきて、蜜を吸っています。気をつけないとハチに刺されそうです。

そして、咲き終わった花は散り、残っているのは上の方の花だけになりました。

あまり放っておくと、実が熟して固くなってしまうので、この辺りで収穫してみることにしました。
どれくらい収穫する必要があるのかわからず、とりあえずできるところまでチャレンジです。

穂の茎の部分は食べられないので、欲しいのは実の部分だけですから、茎を持って実をこそげ取ります。
うまくいくと簡単に取れます。

そして集めたのがこちら。100本以上の穂ジソを集めて、やっとプリンカップ1杯くらいの量しか取れませんでした。

今は、佃煮にしたり、しょう油シソの実にしたりして、ご飯や豆腐、納豆などにかけて食べています。
一方で、放っておくとどんどん実が熟してしまうため、毎朝収穫に追われる日々が続いています。あと数日で終わりだと思います。花が終わってしまったので、いつの間にかハチは来なくなりました。